茨城県の東海第二原発は、東京に一番近い(100km)日本初の大型原子力発電所として1978年に営業運転を開始しました。東日本大震災以降は稼働を停止していますが、2018年、原子力規制委員会が20年の運転延長を認可しました。原発の存廃は、社会的にも、経済的にも、県民の生活に大きな影響を及ぼします。そこで小出さんそんな原発は再稼働させる合理的な理由存在しないと熱く語ります。
小出裕章さんのプロフィール
1968年 原子力の平和利用に夢を抱いて東北大学工学部原子核工学科入学
1970年 宮城県女川での反原発集会への参加を機に原発を止めるために原子力の研究を続けることを決意
1974年 京都大学原子炉実験所助手
2015年 同実験所助教を定年退職