2019/11/25

=香港デモ支援特別版=

連日のように報道されている、香港の大規模デモに関するニュース。デモのきっかけとなった「逃亡犯条例」の改正について香港政府が撤回するも、抗議活動が終息する様子はありません。それどころか、学校に立て籠る大学生と現地警察との闘いは「デモ」という範囲を超え、もはや「戦争」状態で、現場は「戦場」と化しています。日を追うごとに泥沼化する香港を、再び「平和な姿」に戻すため、私たち日本人にできることはないのでしょうか。
実は、「一つの選択肢」があります。それがこのページへの署名です。




































詳しい署名&支援金の仕方
1.          
                    


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A.支援金をする場合



















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¥5,000献金して見ましたが安全でした。少なくても詐欺ではありませんでした。ハハハ!


B.支援金をしない場合



常設仲裁裁判所へ香港警察の違法行為に関する調査のお願い
常設仲裁裁判所(じょうせつちゅうさいさいばんしょ)とは、1899年の第1回ハーグ平和会議で設立された常設の国際仲裁法廷で、オランダのハーグに設置されています。これは国家・私人・国際機関の間の紛争における仲裁・調停・国際審査を行うために常設されたもので、業務は国際法と国際私法の両領域を含みます。
この署名の起案者は「Reform Hong Kong Police(香港警察改革)」。彼らは常設仲裁裁判所へ「2019年6月9日より香港警察が犯した「3つの大罪」の実態について調査してほしい」と訴えています。その3つの大罪とは、

1. Crime of aggression(侵略)

2. Conventional War Crimes(戦争)


3. Crimes against Humanities(非人道的行為)


のことです。現在も続いているデモは、すでに開始から5ヶ月以上が経過しています。起案者が示した、今回の香港デモに関する「数字」を見てみましょう。

* 休まず続いたデモの日数:163日(2019年11月19日現在)

* デモに関する逮捕者の数:4,491件以上

* 自殺と報告された案件:450件以上

* 使われた催涙ガスの数:10,000個以上

* 警察によって発射されたとされる弾:銃弾18発以上、ゴム弾2,000発以上、foam bullets700発以上、ビーンバッグ弾500発以上

これらの数字だけ見ても、今回の香港デモに関する香港政府や香港警察の「横暴」が伝わってきます。署名の起案者は、「常設仲裁裁判所が、警察による事件の数々を真摯に調査することを願っている」としています。署名ページに寄せられた寄付金は、この署名活動のPR活動に充てられるということです。香港デモの発生当初から香港市民による「5つの要求」は変わりません。新ためて、その要求を振り返ってみましょう。

1.逃亡犯条例」を全面撤回すること

2.平和に行われたデモを「暴動」と定義しないこと

3.逮捕されたデモ隊の「罪を撤回」すること

4.職権を乱用した警察の暴行を追及すること

5.林鄭月娥行政長官は責任をとって辞任すること

1の全面撤回こそ実現したものの、2から5まではいまだに実行されていないのが現状です。「常設仲裁裁判所のような国際組織を経由しない限り、平和と秩序が我々の香港に戻ってくることはない」と起案者は訴えています。この署名ページは多くの香港人らによって拡散されています。学生や市民と、香港政府との「我慢くらべ」の様相を呈してきた香港デモ。国際的な第三者機関の力を借りれば、もしかするとあの平和な香港を早く取り戻すことができるかもしれません。

習氏「ウイグル、容赦なく対応を」 米紙が内部文書入手 ニューヨーク・タイムズが、中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区に関する内部文書24件403ページをすっぱ抜いた
スクープは、これが本物なら、天安門事件の真相に迫った張良が持ち出した天安門文書に匹敵するジャーナリズムの快挙と言えるかもしれません。このスクープ記事を書いたニューヨーク・タイムズの記者は香港駐在で、このニュースも「香港発」となっているのは、なんとも言えない気分です。というのも、今、香港はまさに“新疆化”している状況だからです。若者の中国専制に対する命がけの抵抗を中国は「テロ」と表現し、その弾圧を正当化しようとし、さらには、数千人の若者を「暴動」に関与したとして手当たり次第に拘束し、どこに収容されているのか、ケガの手当てがされているのか、弁護士にも家族にもわからないという人が多々存在しています。香港の人権団体・本土研究社によれば、深圳に近い山間部に、「反テロ訓練センター」の建設予定があり、19億香港ドルの予算が計上されていると言います。この施設は新疆ウイグル自治区のテロ対策施設(ウイグル人人口1000万人のうち実にその1割[100万人が中国の強制収容所に入れられている]というのが事実なら、ナチスドイツと比肩できるほどの「成果」)を参考にしており、実際に香港警察は2011年から毎年エリート警官を7人ずつ新疆ウイグル自治区のテロ対策施設での研修に派遣しているそうです。訓練センターには新疆と同じく反テロ再教育施設のような洗脳施設も併設されるのではないかとの話も出ています。

新疆ウイグル自治区のテロ対策施設とは 資料:いずれも[ニューズウィーク]から引用
1.ニューヨーク・タイムズの超弩級スクープ 中国・習近平「ウイグル人に容赦するな」極秘文書流出、衝撃の全貌 「弾圧マニュアル」も作られていた・奥山真司(2019/11/22・現代ビジネス )

2.香港の完全支配を目指す中国を、破滅的な展開が待っている・ミンシン・ペイ(本誌コラムニスト)(2019/11/18)

3.超ハイテク監視国家・中国が拡散する悪魔の弾圧ツール・サラ・クック(フリーダム・ハウス上級アナリスト)、エミリー・ダーク(トロント大学博士課程)(2019/10/29)

4.ウイグル民族の文化が地上から消される(2019/10)

5.共産党の網をかいくぐりウイグル支持の輪は広がる(2019/2/22)

6.「中国のカショギ」を救うため国際社会がすべきこと(2019/1/4)

7.ウイグル族を「QRコード」で管理する中国(2018/9/12)

8.神仏をも恐れぬ中国の監視と弾圧、ビッグデータをフル活用(2018/07/28)

9.サッカー選手もアイドルも ウイグル絶望収容所行きになった著名人たち(2018/6/15)

10.イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所・デービッド・ブレナン(2018/5/18)

11.ウイグル絶望収容所の収監者数は89万人以上・水谷尚子(中国現代史研究者)(2018/3/13)

12.「ウイグル絶望収容所の起源はチベット」センゲ首相インタビュー・高口康太(ジャーナリスト、翻訳家)

13.ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった・水谷尚子(中国現代史研究者)(2018/2/16)

14.中東をウイグル排除に追い込む、中国マネーとイスラム分断策・楊海英(2017/09/02)

15.さまようウイグル人の悲劇・水谷尚子(中国現代史研究者)(2017/8/18)

16.中国、ウイグル族にスパイウエアのインストールを強制・ベンジャミン・フィアナウ(2017/7/26)

17.ISISが中国にテロ予告・ジャック・ムーア(2017/3/3)

18.中国の「テロとの戦い」は国際社会の支持を得るか・高口康太(ジャーナリスト、翻訳家(2015/11/27)

19.なぜバンコク爆発事件でウイグル族強制送還報復説が浮上しているのか・舛友雄大(シンガポール国立大学アジア・グローバリゼーション研究所研究員)(2015/8/31)

20.ウイグル人なら射殺も辞さない中国に噛み付くトルコ・楊海英(本誌コラムニスト)(2015/8/28)

最後に、香港ガンバレ!!



  

2019/07/29

いばらき原発県民投票の会 曽我日出夫さん

茨城県の東海第二原発は、東京に一番近い(100km)日本初の大型原子力発電所として1978年に営業運転を開始しました。東日本大震災以降は稼働を停止していますが、2018年、原子力規制委員会が20年の運転延長を認可しました。原発の存廃は、社会的にも、経済的にも、県民の生活に大きな影響を及ぼします。
そこで曽我さんたちは、県民同士が話し合い、一人ひとりがそれぞれの選択を表すことができる「県民投票」を実現させるために、いばらき原発県民投票の会を立ち上げました。

いばらき原発県民投票の会:ホームページ





2019/06/06

映画『日本と原発 4年後』全編版

『日本と原発 私たちは原発で幸せですか?』公開以来、4年が経ちました。
その間に改訂版『日本と原発 4年後』を含めて、約2000回の自主上映会が開催され、のべ15万人の人々が観てくださいました。
この種の映画としては、空前の大ヒットです。
反原発の世論を強め、拡げるのにも貢献したと思います。
そこで私たちKプロジェクトは、「日本と原発 4年後」全編をYouTubeで公開することを決定致しました。
この映画をより多くの人々、とりわけ若い方々に観てもらいたいと思うからです。
まだ観ていない方は、是非ご覧ください。すでに観た方は何回も観てください。
それだけの内容があると自信を持って申し上げます。
                              監督 河合 弘之




2019/05/10

チャルカ-未来を紡ぐ糸車

原発が日々生み出している大量の放射性廃棄物
核のゴミをめぐる動きを追い続けてきた島田監督が、
この問題を正面から取り上げたドキュメンタリーです。
何十万年も毒性が消えないという核のゴミが、日本にはすでに、
広島型原爆の放射能120万発分たまっているそうです。その最終処分場はまだ候補地すら決まっていません。
映画では、国内とフィンランドやフランスの最終処分計画を取材し、現在の状況をわかりやすく伝えると同時に、「原発のない未来を紡ぐ」人々の生き方を描いて希望のありかを投げかけています。
タイトルの「チャルカ」とはインドの手紡ぎ車のこと、
ガンジーが英国支配からの自立のシンボルとしたものです。
「インドは自らをイギリスに売り渡した」というガンジーの言葉が
原発震災後の日本に重なる、と島田監督は熱く語ります。

チャルカ-未来を紡ぐ糸車:予告編


2019/04/15

ペットと災害 [災害時の現状と準備]本多明さん講演会

日時:講演: 5/19(日)16:00〜17:30(15:30開場) 質問Time:17:30〜18;00交流会:18:15〜

場所:イネコヨガスタジオ 〒151-0066東京都渋谷区西原1-39-18

参加費/定員:1,000円/30名 交流会:3,000円

災害時には飼い主はペッ トと同行避難することが基本であるため、平常時からそれに備えるべき対策についての意識をもち、ペットの安全と健康を守るとともに、他の避難者への迷惑にならないように努めなければなりません。東日本大震災の際にいち早く被災地にてペットの救護活動を8年間にわたり続けてこられた本多さんが熱く語ります。

本多明さんの自己紹介
名古屋で猫の保護活動を自己負担の範囲で行っていましたが、震災を機に福島に移住してシェルターを開設、被災地に取り残された犬猫の保護活動[にゃんだーガード Nyander Guard]を始めました。 福島県三春町の大規模シェルターでは常時犬猫100匹以上を保護、シェルター長が常駐・私は福島と名古屋を往復して活動していましたがこの3月末に三春のシェルターを閉鎖し富岡町と名古屋の2か所に分けて新しく活動し始めました。名古屋にはシェルターと併設の動物病院も準備中です。多くのボランティアさんに支えられて活動を続けています。


予約方法
1.申込みフォーム 予約サイト:こくちーず

2.メール:aboutweb@me.com

3.電話:090-1662-8323


2019/01/13

6年前の1月22日に亡くなられた南相馬市の原町中央産婦人科医院長の高橋亨平さんは、本間にとって特別な存在です。彼は本間が、初めてインタビューをした人であり、癌と闘いながらも産婦人科医として診療と除染活動を続けた人でもありました。
この時期になると彼のことを思い出して、矜持を正します。
ぜひ、彼のメッセージを再度、ご覧ください。

→南相馬除染研究所






2019/01/12

100000年後の安全【吹替】

フィンランド西スオミ州サタクンタ県の自治体エウラヨキのオルキルオト島(フィンランド語版)にある放射性廃棄物処理施設(オンカロ[2])が廃棄物で満杯になる予定の100年後までの安全性確保と、安全レベル到達に10万年を要することの危険性を後世に伝える困難を描いたドキュメンタリー映画です。NHK-BS1『BS世界のドキュメンタリー』にて短縮版の『地下深く 永遠(とわ)に 〜100,000年後の安全〜』(原題:Into Eternity)が2011年2月16日(23:00 - 23:50)に放送されていますが、現在、NHKオンデマンド配信は行われていません。めずらしく、本編がYouTubeで公開されていますので、ぜひ、この機会にご覧下さいな。